第58回・足利六大学野球大会(解散式)を開催

 約60年の長きにわたり、開催されてきた「足利六大学野球大会」は、今回、第58回をもって終了することになり、去る9月28日(土)ニューミヤコホテルにて解散式が開催されました。

 開会宣言の後、幹事校の中央大学白門会の小沼会長から、解散に至った経緯の説明がありました。最大の理由は、チームを編成するメンバーの確保ができなくなったことにつきます。OB、現役学生では足らず、その家族、それでも足らず外部の助っ人(4名まで)を構成員としてきましたが、足利三田会が幹事校となった、第57回(2019年)では立教大学がチーム編成できず、コロナ禍を経た前回の第57回(2023年)では、3校混成で1チームを編成し、1試合のみ親善試合をする形になっておりました。

 第58回になる今年はさらに、法政大学からもチーム編成できない旨の申し出があり、経済的な負担もあり、解散に至ったとの説明をいただきました。

 しかしながら、野球大会は終了するものの、例年11月に開催されているゴルフ大会は個人参加による親善試合として継続、また、足利六大学校友会としての懇親イベントを定期的に開催していくことになりました。

 また、終了にあたって、優勝校に渡されてきた優勝カップは、過去の歴史の中で、優勝10連覇を記録した、足利明大会に引き渡されました。

 その後、明大会のマンドリンクラブメンバーによる、各校応援歌の演奏や、各校代表から野球大会の思い出を語るコーナーが設けられ、最後に、各校ごとに、校歌・応援歌の披露とエール交換が行われました。

 足利という地方都市において、六大学OB・学生による野球大会が60年も前から継続して行われてきたことは、改めてすごいことだと感じました。前出の小沼会長とお話によると、約60年前(昭和39年頃)当時、明治大学や中央大学など東京駿河台あたりまで足利および太田から通学していた大学生が、太田市の呑龍公園で野球を始めたのをきっかけとして、OBも加わろうと同時期に足利六大学校友会が結成されたとのこと。

 校友会は継続しますし、また新たなイベントが企画継続していくことを期待します。

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足利三田会

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