第56回足利六大学野球大会が開催されました

足利三田会通信(2019年第4号)

2019年9月30日発行

足利六大学は東京六大学とは異なり、東京大学に代えて中央大学が参加する形で構成されております。56回目を数える伝統の足利六大学野球大会が去る9月28日、開催されました。今回は持ち回りの順から、当足利三田会が幹事を務めました。

例年この時期は、天候が不安定で、昨年は雨天中止となったものの、今年は、前日までの晴天続きから下り坂となり全般的に曇りでしたが、会場となった足利市総合運動場軟式野球場は、むしろ強い日差しもなく運動日和となりました。

また、今年試合構成がこれまでのトーナメント方式から、多角形の頂点に各チームを置きその両サイドのチームと対戦する、全チーム2試合方式に変更となりました。

前置きが長くなりましたが、結果報告をいたします。

慶應チームは第1戦目で、早稲田チームと対戦、伝統の?慶早戦となりました。両チームともピッチャー主導のよるゲームを展開し、慶應が1回裏に先制点をあげたものの、3回、7回に早稲田からのホームランで各回3点をとられてしまい、慶應-早稲田 3-7となりました。ただし、このところの運営課題となっているチーム構成員について、早稲田チームが、OB本人ではないいわゆる助っ人が規定人数を超えてしまっていたため、勝ち点を慶應チームが獲得しました。

第2戦では、中央チームとの対戦。ここでは両チームともに、年齢70代の会長、元会長がピッチャーを務めるという、トップの張合い?合戦となりました。両ピッチャーとも制限時間いっぱいの5回を投げ切り、またこの試合では、慶應3本、中央2本とホームランも多く出て、結果、慶應-中央 6-5で慶應が勝ち点を追加しました。

大会全体での成績ですが、2戦ともに勝ち点を上げたチームは、明治チームと慶應三田会チームとなり、夜に開催された懇親会にて、両チームの会長によるジャンケン3回戦での決定となりました。ここでは、明治チーム会長が2回ストレートで勝ち、明治チームの大会3連勝が決まりました。

今回幹事校を務めて感じたのは、伝統の大会とは言え、継続していくことの難しさでした。特にチーム構成員の確保に各チームとも苦労していて、ルールの緩和を進めてきているものの、どうにか運営しているのが実態です。チーム構成員も、10代から70代までの老若男女から成り、日常から離れた和気あいあいの場となっております。

このため勝敗そのものよりも継続していくための工夫が求められております。

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