コロナ禍のもと、塾生たちは今…(2)

今年年明けから、国内でも感染者が出始めたコロナウイルスの影響で、3月から全国の小中学校、高等学校、そして大学と立て続けに休校となりました。 そうした中、慶應義塾SFCでは、オンラインによる授業開始を宣言、メディアでも話題になりました。

 第2回目では、実際の塾生の活動について、堀優衣さんがレポートしてくださいました。 


オンライン授業と生配信の日々

足利塾生会レポート(2020年第2号)

 2020年7月8日 

環境情報学部2年の堀優衣です。皆様いかがお過ごしでしょうか。 

今は学期末で、期末テストや課題などが多い時期になっております。 

また、今回の記事では5月に行われる予定だった『堀優衣コンサート』の記事を書こうかと思っていました。足利三田会のみなさんにも有難いことにたくさん応援していただいていて、私も楽しみにしていたのですが、コロナウイルスの流行に伴い10月10日へ延期をすることになりました。

 学校の授業も4月30日から始まり、他大学と比べてもいち早くオンライン授業が開講されました。中でも体育をオンラインで受講することができるのには、大変驚きました。アーチェリーやフェンシングの授業では、種目の説明や簡易的ストレッチなどをする形になっています。画面越しで教授や生徒の姿は見えますが、直接会うことができないので寂しいものです。そんな中、実際に授業にはお越しいただけないような著名な方がゲスト講師として授業をしてくださり、オンラインの利便性を感じています。研究会もオンライン上なのですが、キャンパスへの立ち入りが禁止されているため実験ができず、特に4年生の先輩方は卒論を書くのに大変苦労をされているそうです。私が研究している歌についての実験も、機材がキャンパスにあるため、今はオンライン上でできる簡易的な実験を行っています。

 私は大学に通いながら歌の活動をしています。(ご存知ない方もいらっしゃると思うので一応・・・)コロナウイルスの影響で、歌のイベントは、約20件近く延期や中止になってしまいました。今はステージに立てず、ライブやコンサートなどは行えませんが、YouTubeで歌唱動画を投稿し、不定期でピアノの弾き語り練習を生配信で行っています。小学1年生のことからずっとピアノを習い続けていますが、弾き語り経験はほぼありません。このコロナの期間を有効に使って、ピアノの弾き語りを上達させようと思ったことから始まりました。生配信と言っても、見にきてくださったみなさんとコメントのやり取りをしたり、質問に答えたりとゆるくやっています。生配信を行うことで従来のファンの方のみならず、普段イベントに足を運べないような遠方の方々も見にきてくださっています。このコロナウイルスが収束したら、楽しみにしてくださっていたファンの皆様のためにも、全力で良いステージを作り上げたいです。

 今、日本は、想定外のコロナウイルスや自然災害に悩まされています。しかし、私たちの学びが必ず救うと信じています。それには、今の状況下でできることを精一杯やっていくことだと思います。 先行きの見えない不安の中ですが、みなさんもお体御自愛ください。 

紫陽花祭り(中止となってしまいました)の浴衣姿で。

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