堀優衣アコースティックコンサート2022、大泉町文化むらで開催

去る7月2日、足利三田会メンバーの堀優衣さんによるコンサート「堀優衣アコーステックコンサート」が、昨年に引き続き、大泉文化むらで開催されました。

今回のコンサートの「目玉」は、今年3月にTVの人気番組「ハモネプ」に出場したアカペラコーラスグループ「ギンモンクセイ」初の生ライブ。(「ハモネプ出場」の内容は、3月のレポートをご覧ください)


第1部は、前回のコンサート同様、ピアノとバイオリンという地元出身のアーティストとの共演という形での演奏がなされました。曲目は、前回披露された曲目、「ジュピター」、「アメイジンググレイス」、「ジブリメドレー」に加え、最近Youtube動画公開した「それを愛と呼ぶなら」、そしてミュージカル・アニーから「トゥモロー」、最後はオリジナル曲「私」と幅広い構成でした。


第2部では、いきなり?「ギンモンクセイ」が登場、Youtube動画になっている「たしかなこと」、自己紹介を挟んで、ハモネプ披露曲「U」、「ロマンスの神様」と続きました。楽器無しなのに、その迫力に驚き、ハーモニーの美しさに惹かれました。

また、個別自己紹介では、はるかさんの歌うアリアと、こーせーさんの出す?ベースに、生身の人間のなせる業か?と驚嘆する場面も。

続く第3部では、第1部の3名スタイルに戻って。前回最後に演奏されたセリーヌ・ディオンの「To Love You More」から。掛け合うように奏でるバイオリンとコラボが印象的な曲です。ここで、優衣さんから、支援者へのこれまでの感謝と、来年の卒業を控え、音楽一本でいくという、これからの決意表明がされました。これらの気持ちが相まってか、次の曲「いのちの歌」では涙する場面も。最後の曲は、決意表明後の記念すべき自作1曲目「雲消き青空」が披露されました。

さらにアンコール。ここでは、2曲目の自作曲「イルミネート」が披露され、さらにギンモクセイを交えて、全員で「スタンド・バイ・ユー」が演奏されました。

今回のコンサートで筆者が印象深く感じ取ったのは、マルチタレントであることがもたらす、その人物のもつ個性の広がり・・・でしょうか。第2部に登場したギンモクセイのメンバーひとりひとりがコーラスの1メンバーの枠に留まらず、それぞれの個性を表現していたこと、優衣さんが2つの自作曲を披露して(本人曰く「殻」を破った)新たな境地を表現したこと。ひとりひとりが自らビジョンを掲げて、それに向かって自分なりのさまざまな挑戦をしていることに感動しました。有能な若者たちが創造する未来にますます期待は高まるのでした。


「ギンモクセイ」メンバーによるサイン入り色紙

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