岡部功さんを偲んで

元・足利三田会会長で、元・両毛新聞社代表取締役社長の 岡部功さんが去る6月5日、ご逝去されました。享年90歳でした。

6月12日、葬儀に参列しましたので、お知らせします。

施主様のご挨拶、代表弔辞などから、本業の新聞出版以外にも、社会福祉施設の運営や奨学金設立など、故人がいかに地域社会のために尽力されてきたかを改めて知りました。

特に、施主様から、ご本人が戒名に「慶」の文字を入れることを望んでいたこと、「三田評論」を愛読していたことから棺に三田評論誌を入れたことを伺い、「慶應愛」を感じ取りました。

一昨年、両毛新聞を休刊とするとともに、施設に入所されました。コロナ禍もあって、お目にかかれないままのお別れとなってしまったことに、多くの皆さまが残念に思われたことと思います。

しかしながら、葬儀の後に配布された「両毛新聞5月吉日(特別版)」には、「両毛育英奨学基金会設立」の見出しとともに、岡部さんからの「若い人々の勉学を後押ししたい」というメッセージがあり、最期まで後進の育成への強い思いがあったことを感じました。

岡部さんの遺志が引き継がれていくことを願うとともに、ご冥福をお祈りいたします。

(両毛育英奨学基金会のホームページは以下の通り)


また、岡部さんは足利六大学野球大会にも長いこと参加されていて、第50回となる平成25年(2013年)の大会では、永年表彰されました。(当時81歳)


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